白虎連合Ⅰ







紫織は知らない間にパンを食べ終え、私達をニヤニヤと観察する。


その視線が痛くて、私もパンを食べ始めたけど。






「もしなんかあったら俺に言ってな?」


「なんか?」


「心配やし、後ほっぺたも大丈夫?」


「?うん」






頬に触れられ、悠介くんの顔を見る。




やっぱりこの人は良い人だと思う。

他のヤンキーと違って心が暖かい。

心が、満たされる。








「はいイチャイチャ終わりっ!!!チャイム鳴ったで!!!」


「イチャイチャしてへんわっ!!!」


「ゆい、行くでっ」


「うん」






急に顔が真っ赤になった悠介は一人でワタワタして。

私は紫織に手を引かれて、思わず悠介くんに手を振った。






イチャイチャって…イチャイチャ?







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