「ちょーっとすんません」
三人で購買近くで話していると、誰かが話しかけてくる。
しかもそいつは遠慮なくズイ、と私と悠介くんの間に入り込んできて。
声だけで誰かわかる。
「お前なに?いきなり」
「白虎幹部候補、白咲龍っすけど」
「名前ちゃうわ、行動を言ってんねん」
目の前で突如繰り広げられる睨み合い。
紫織は横で呑気にパンを食べているし、私の目の前には龍の背中。
最近、龍の行動がわからない。
今まで学校では絡んで来なかったのに最近はやたら話しかけてきて。
別に嫌じゃないけど、悠介くんに喧嘩を売る意味がわからないし。
「……………」
とりあえずバット入れから木刀を取り出し、龍の背中に突き刺した。
「いって!!!」
思わず振り向く龍と目が合い、睨む。
悠介くんからは見えない為、それが幸いだけど。
そして直ぐ木刀をバット入れに入れた。
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