「やほー」 …のは気のせいで、紫織は彼に軽く手を振っていた。 そして彼も手を上げて挨拶をして。 「あんたら仲いいなぁ」 「ん?腐れ縁やな」 「ふーん」 紫織と彼は同じ中学らしい。 昔からよく連んでいたって聞いたけど、 「恋愛感情はないん?」 「はっ?!ないないない!!!キモイ!!!」 「あ、うん、ごめん」 スッゴく嫌な顔をして、千切れるんじゃないかと思うくらい首を振る。 わかった、わかったから… 髪崩れてるしっ。 .