「ゆいちゃん、おはよっ」
「あ、おはよう」
今日は金曜日なので、昼休み前の授業は悠介くんと一緒。
落書きだらけの教科書とノートを席に置きながら、私の隣に腰かけた。
「こないだ大丈夫やった?」
「え?なにが?」
「白虎連合に連れてかれたやん」
「あー…大丈夫やったよ」
その言葉に彼は、そっか、と笑い黒板に書かれた文字をノートに書き写す。
よく考えればあの日急いで帰ったから謝ってなかったっけ。
「ごめんな、一緒に食べてたのに」
「じゃあまた一緒に食べようやっ」
「うん、いいよ」
「まじで?!」
パァッ、と彼の顔は明るくなり太陽のような笑顔を作る。
それにつられるかのように私も微笑んだ。
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