白虎連合Ⅰ







小さく、絞り出した様な声。

私は返事をしないで横目で龍を見た。




下を向いていて髪が顔に被り表情が伺えない。

それでも拳は握られていて。

何かを耐えているのだけわかった。






「その理由は別に言わなくてもいいけど」


「…はい」


「次シカトしたらバイクで引き摺るからね」


「は、い」






龍が何にムカついたのかわからないけど、言いたいときに言えばいい。

私がそこまで干渉する事はないから。






「ゆいさん、」


「なに?」


「一発喝入れて下さい」






その言葉に目を見開く。

喝って、喝やんな?





驚いたのは私だけじゃなくて、龍専用の親衛隊達も固まっていた。

あ、ちなみに幹部候補には親衛隊が何人か着くんだけど。






いや、そういう事じゃなくて。







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