学校に着いてローファーからスリッパに履き替える。 のんびり歩きながら校舎に入り、階段を上った。 「なぁなぁ悠介くん、今日遊びに行こっ」 「てかアドレス教えてやー」 教室までの廊下の途中、通れないほどの人だかり。 数名のヤンキー系の男子を囲むギャル達はキャハハ、と笑っていて。 …少しは道開けて欲しい。 「……………」 ペタペタと歩きながら人だかりまで向かう。 すると一人の女子が私に気付いて顔を青くさせた。 そんな事は気にせず集団の前で立ち止まり、 「邪魔」 一言。 .