白虎連合Ⅰ






「残念やね、白虎のバックがこのうちで」


「あ…」


「確かに白虎は手を出さへんよ?けど、」






腕を捲り、痣を見せる。

それは放課後にリンチされた傷で。






「これは何かな?」


「そ、それは、その」


「なんか勘違いしてるようやけどさ」






木刀を今度は喉元に当てる。

それを見て、薄く笑った。






「うちら族やで?」







木刀を下げて、振り返り英寿くんの隣に立つ。

それを合図に、彼女達の体が縄で縛られた。






「やだやだやだ!!!」


「ごめん!!!だから助けて!!!」





必死彼女達は私に頭を下げる。

可哀想とか同情とか、そんなもの私にはもうない。






そんな心、昔捨てた。







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