「ねぇ…起きてよ
亜紀……」


君に誓ったことを私は守れなかった。

君はもう二度と私に微笑んではくれない。

君はもう二度と私を見てはくれない。


私をいつも引っ張ってくれた君の手は冷たくて
最後に君が私の手を握りしめたままになった手のひらがベッドに横たわっている


私の大切な親友が………大好きな人が亡くなった

もしも、君が望むなら
私は君と共に行きたかった

君が行った

天国へ───




END...