♂恋愛作成中♀

「谷原、黙れ」



「すみません」




谷原と呼ばれた女の子はうつむいた




「関原、俺がトップって知ってたんじゃねぇ?」



「えっ…そんなこと」



「昨日、ここで俺が先生と話してた事聞いてただろ?」



「え…い、いや…はい。少しだけ」



「俺らが真剣なこと伝わらなかった?」



「真剣?」



「あぁ」




秀君は立って近くの椅子に座った




「恋愛作成同好会は今の現代に必要なんだよ!少子化なのに結婚しない奴がゴロゴロいる。そんな奴が許せねぇんだよ!!」



「だからと言ってまだ私らは先のことじゃん!!」



「俺はそうは思わねぇ」



「秀君だけが思っていればいいじゃん!!私まで巻き込まないでよ…」