先日健康診断を受けたクリニックで、

妊娠検査を改めて受けた私は

思いっきり血を流した。

それは経膣エコーではなく、

明らかに痛いだろうと見ただけで

分かるような器具を思いっきり

突っ込まれたからだ。

その後で、星座盤の様なものを使って

大体今が何週間目かを調べるのが

どうやらサイパンの妊娠検査のやり方で、

昔雑誌や本で読んだような検査の知識とは

全然違っていた。

日本人の成人女性であれば誰でも

知っているだろう、股が開いていく

あの診察台さえないのだから。

何より医療用語が分かる程英語が

できない私には、何をされているのかさえ

分からずに、あの時間はかなり苦痛だった。

それが中絶をする私へ下る

当たり前の罰の1つだと思えば

涙も弱音も出ず、

乾いた笑いだけが出た。




それに、

もう一つだけ足された罪の芽が私にはある。