「優ー!!!!」 「あ?」 「助けて優!ヘルプミー」 やっぱり優だった。彼にどうにかしてもらおう。うん。そうしよう。 「お前なにやっ…て…」 「なんでもいいから助けて」 「俺にはむりだ。すいませんさようなら会長」 「ちょっ…」 さすがサッカー部、足早いなー。私もあれくらい早く走れるようになりたいなー…って 「おいぃぃ!!」 彼は会長の姿をみた途端一目散に逃げていった。 「優のばかー!!!!」