そんな私は次の授業に向かう準備を始めてた。




「あっ璃依、見て見て。森崎くん、来てるよ」



宿題をしてたハズの玲菜がちょっと興奮して
ある男子を見つめた。




視線の先には





キミがいた。








学年で一番カッコいい、男子










森崎葵くん







背がスラッと高くて、黒髪で、すごくカッコいい







女子の、憧れの的…



でもいつもムスッとしてて、私はちょっと苦手なタイプ。