俺様彼氏と空手彼女





「もうっムカムカするっ!!私部活行ってくる!」







やっぱり、ストレスを発散するにはそれが一番だよね!







「ちょっと、璃依!?」





そんな私を呼び止める玲菜の声が聞こえないくらい




私の頭はもう、空手のことでいっぱいだった







体育館に着いたとき





まだ誰も来てないのか






広いそこは




すごく静かだった