「拓也は、咲良に心開いてるんじゃない?」

いつの間にか瞬が話しに入っていた。

周りの女子は、瞬が会話に入ってきたことに驚き、顔を赤らめた。

やっぱり、瞬はモテるなぁー。

あたしなんか、しょっちゅう話してばっかりだから、もう全然緊張なんてしない。

他の女子からは、羨ましがられたりする。

そういえば、最近瞬は、あたしのこと“咲良”って呼ぶようになった。

なんだか、まだ慣れないなぁ~。

「やっぱり、そうなんだ!」

周りにいた女子の1人が言った。

「拓也が女で心を開いたのは、咲良が初めてなんだ。澪は小さいときから、いつも一緒だったから、自然に心を開いていったんだろうけど。」

「そうなんだ・・・」

そんなこと今まで知らなかった。

心を開いてくれたのは、あたしが初めてなのは嬉しかった。