「ねえねえ、咲良ちゃん?」

休み時間。女子のグループ数人があたしに話し掛けてきた。

なんの話だろう・・・?

「何?」

「咲良ちゃんって、拓也くんと仲いいの?」

う~ん・・・

しょっちゅうけんかしてばっかりだけど・・・

まあ、仲いいっちゃあ仲いいかな~?

「う~ん、まあまあ仲いいかな?」

よく分からないあたしは、疑問系で答えた。

「そうなんだ~。拓也くんが話す女子って澪だけだったから、珍しいなぁって。」

確かにそうだ。

拓也は、最初、澪としか話していなかったけど、だんだんあたしにも話しかけてくれるようになった。