「咲良~!お友達が迎えに来てるわよ。早く起きなさい!」

えっ・・・あっ!!!

やばい、また寝坊した。

「今行くって言っといて~!」

そう叫んでから、急いで用意を始めた。

10分で終わらせて、玄関を出る。

「行ってきま~す!」

「はいはい、行ってらっしゃい。もしかして、あの男の子って・・・咲良の彼氏なの!?」

お母さんが、にやにやしながら聞いてきた。

「全然、違うから!!!」

そう言って、玄関を飛び出してきた。

思わず頬が赤くなったのを、両手で隠した。