そして、次の日も次の日も、あたしに対しての嫌がらせは続いた。

教科書がなくなったり、「死ね」と書かれたメールが届いたりした。

クラスのみんなも、気づいて、

「大丈夫?」

と言って、すごく心配してくれた。

もう、あたしの心はぼろぼろになっていた。

クラスの人に、そんなことする人はいない。

他のクラスの人にも、ここまで恨まれるようなことをした覚えはない。

誰がやっているのかも分からないから、どうすることも出来なかった。

「ねぇ、咲良・・・ここまでやるなんて、ひどいよ。拓也に相談した方がいいよ・・・」

亜理紗は、泣きそうな顔をしていた。

拓也は、風邪で1週間休んでいたから、嫌がらせのことは知らない。

「だっ、だめ!それだけは、絶対だめだよ!」

必死で否定した。

「でも、拓也ならきっと助けてくれるよ!」