「瞬~本当に断っていいのか・・・?」

拓也が俺に尋ねてきた。

「おう。家族なんていらねぇし!」

俺が笑いながら答えると、拓也は悲しそうにうつむいた。

「でもさ・・・やっぱり家族は居たほうがいいよ。何かあったときに一番に助けてくれるのは、家族だしさ・・・」

「まあ・・・な。考えとくわ。」

その晩、俺は遅くまで考え込んでいた。

どうしようか・・・

俺の心は揺らいでいた。

中田さんのところに行こうか、このまま拓也の家に残ろうか・・・

結局、答えは出せないままだ。