瞬の家庭状況。

それは、かなり悲惨なものだった。

瞬のお母さんは、瞬を産んだときに死んでしまった。

自分の命よりも、瞬の命を選んだんだ。

でも、瞬は、お母さんが死んだのは俺のせいだと言っていた。

それから、瞬のお父さんは、瞬を施設に預けたっきり、姿を見せていない。

物心つき始めたときから、瞬は、自分は可哀想な子なんだと知った。

それからは、瞬は施設を抜け出し、1人で暮らしていた。

そして、どんどん荒れていき、悪の道に走った。

薬にも手を出すようになったり、毎日窃盗などの罪を犯していた。

女遊びも激しかった。