ジュンちゃんへのレター




「そういえばね、ジュンくんが来てたのよ」

お母さんがそんなことを言った


でも私は返事をすることができなかった


なぜならもう体力が限界にまで達していたから

先生がお母さんに言ってた


「あと数日でしょう」


って


お母さんが泣き崩れていくのが音と声でわかった


とうとうきちゃった