「・・ちゃん、さぁちゃん」 目を開くと瑠璃子の心配そうな顔が入った 「ここは・・?」 「病院だよ。もーびっくりした。さぁちゃんの家の近くを通ったら、救急車が止まってるんだもん」 瑠璃子は深いため息をついた 「ごめんね・・」 そう言って起き上がると、目の前に男の人が立っていた 「ジュンちゃん・・!」 久々に会えて嬉しいのに、ジュンちゃんは複雑な表情を浮かべていた