「ナツ…女は男に愛されてナンボよ!お母さんだってナツの年にはもうお父さんと付き合って愛し合ってたし!まぁ噛みつかれる程激しく愛し合った事はなかったけどね〜。」


ななな…なんてハレンチなっ!エロい昔話すんなー!!!


「お母さん…違うから!アタシと誠二はそんなんじゃないから!!」


「え?そんなもんじゃないの!?じゃどんなにスゴイのよ〜!今の人は激しいのね〜!!」


コラコラコラ〜!


「お母さん恥ずかしいわぁ!」なんて言って顔を赤らめ始めてしまった…。


こうなってはもう止められない…、母の妄想ドリームを止める術などアタシは持ち合わせていない。


もういいや…、いつか本当の事を分かってくれるだろう。


そう諦めかけてカレーをよそい始めた時…母がまた爆弾を投げつけて来た。