『ナツ…、オマエまたやったな?』 ギクーーッ! フェロモン親玉は相変わらず勘が良いようで、ギロリと睨みを利かせて来る。 っつーかやらねーワケねーだろっ! これまでの恨みだ!恨み!思い知れ! 「何の事?まぁ、念のためにピザでも注文しといた方がいいかもね。」 最後の情けで、そう教えてやった。 アタシって本当に泣きたいぐらいに“おしん”だワ。 バハハーイ!と別れを告げて颯爽と部屋を出る。 まさか、その後フェロモン三兄弟がナツ談義をしているとも知らずに。