「おはようマキ。」


「おはようナツ。」


週明けの学校は朝からダルい。
本当にダルい。
でも友達に会えるのは嬉しい。


特に朝からキラキラ女子の親友マキに会えるのは心が洗われる。



「ナツその肩どうしたの?」


ギクーっ!
キラキラスマイルで早速鋭いツッコミを入れるマキ。そんなアンタが大好きだよっ!(涙)



「ちょっと肩こり?みたいな。」


「何ソレ。もうオバハンじゃん。」


可愛い顔して中身は全く乙女じゃないマキ。むしろ中身は乙メンだ。


ちくしょう!
誠二のせいでオバハン扱いされたじゃねーか!


誠二に噛みつかれて、チューチューベロベロ吸い付かれた跡は、なかなか消えなかった。


しばらくはオバハンとして肩に湿布して登校するしかない。