シャワーでさっぱりしたアタシは、とりあえずリビングのソファーに座ってほっと一息つく。 そんなアタシに どこかから何かを持って来た誠二が、 薄い紙を差し出した 『ナツ、コレにサインしろ。』 はぁ? ナニよソレ…。 ヒラヒラさせている薄い紙をマジマジと見つめてみると… コイツ… マジで… バカじゃねぇの? 「誠二っ…アンタ血迷い過ぎ!!!」 誠二が差し出して来たものは… ナント… "婚姻届"だった。