「アンタとのなんて、記念になんないわ!」 息巻くアタシに、『あーハイハイ』とか言って、髪に顔を擦り寄せて来る …アンタの方が、 乙女じゃーん!!!! 『今日は赤飯食おうな?』 ブッ!!! おめーはお母さんか! 昨日大人だと思った誠二はどこへやら、 さっそくいつもの調子に戻ったアタシ達は、筋肉痛になった身体を引きずりながら、シャワーを浴びた。 そして…筋肉痛になっていたのはアタシだけだった。 何だあの野郎!!! どんだけ体力もてあましてんだ!!! 筋肉バカが!!!