それに早くに父を亡くしたせいか、いつも娘一人を部屋に残して仕事に行くのが心配で仕方ないらしい。


最近は物騒な世の中だから、家に男手がない事を酷く心配していた。


年頃の娘を一人にして夜勤に行くのは気が引けるらしかった、


…そこで母は気づいた。


ちょうど一人暮らしになった誠二とアタシを一緒に居させる事が一石二鳥だと。


息子のように思っている誠二の世話をアタシが焼けば、誠二に一人暮らしの不自由さを感じさる事無く、かつ、アタシのボディーガードにもなると。


さすがはお母さん!
って褒めてあげたい所だが

お母さん…


あのドエロ誠二と二人きりなんて、そっちの方がむしろ危ないんですよ!!


学校でも余裕でラブシーンを展開しちゃうようなヤツなのに!!