LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜




舌が痺れそうなぐらい誠二に吸われた後、チュッと唇を舐めて、誠二が唇を離した。



『やれば出来るじゃねぇか。』



そう言って、少し上気した顔でアタシを見下ろす誠二が、



どれだけセクシーかなんて



今更気づきたく無かったのに。



その憎たらしく微笑む顔も、少し長い髪を耳にかける仕草も、



みんなみんな、アタシの胸をこんなにも切なくさせるものだなんて、



知りたくも無かったのに。