『類のヤツ…、1度ちゃんと分からせねぇとダメだな。』



分からせるって…ナニを?


怖いから聞かないでおくけど…

ケンカは程々にねっ!!


とりあえずアタシの事は巻き込まないでねっ!(←酷いヤツ)






――――…次の日



類が誠二に、こっぴどく説教食らったのは言うまでもない。




『類…ナツは未来永劫オレのもんだ。


 手ぇ出したら……犯す!!!!!』




「…オマエの犯すは、マジでシャレになんねぇんだよ!分かってる。」




「今はな」って最後に小さく呟いた類の言葉は


誠二には届かなかった。