LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜



現実に嘆きながらも、手は勝手に冷しゃぶをこさえてしまう。



そうした日々の鍛錬のおかげか、料理の腕だけは勝手にぐんぐん上昇してしまって、速攻で冷しゃぶを完成させた。




ガチャッ。




いつもの通り、出来上がった事を見計らうかのように開く玄関のドア。



誠二のヤロウ…



マジで夕飯完成センサー付いてんじゃねぇのか!?




『帰ったぞ。』



「………。」




だから…



そのお父さん的帰宅の仕方は何とかならんのか!?