「もう嫌だ…、アタシはアンタにだけは負けたくないんだ。」 アタシの頬を撫でるアンタの指先が 微かに震えてるのを感じる度に どうしようもなく切なくなる… どこまでもアンタが最低な男なら 今すぐアンタを突き飛ばす事が出来るのに いつだって最後は優しいアンタが アタシの心を容赦なく掴んで行くから 憎たらしくて仕方がないのよ。