「大体さ?宇津木さんにあんなキスしといて…、アンタの本命って、殺したい程好きな女って、彼女の事じゃないの?」
本当はそうなんでしょ…?
どうせそうなら、さっさと言いなさいよ…。
アタシがアンタにハマる前に、さっさと本音を吐いてよ。
『あれは…、あのキスは違う。』
何が違うのよ…。
そんな苦しそうな顔して答えるアンタが答えでしょう?
『あのキスは…
最後に1度だけ本気で好きだと思ってキスしてと言われたからだ。』
だから…?
だったら…本気でしたキスがあれなら、
答えは彼女に向いているって事じゃない。



