そうして3人がエンドレスバトルを見守っていると、 「そろそろ終わるな。」 「えぇ、終わるわね。」 長年の付き合いで学んだ空気感からか、雅也とマキが同時にそう呟く。 「もう…いいです。」 その言葉を合図に、諦めたように彼女が呟いた。 「アナタなら他に良い男がすぐ見つかるわよ。でも、誠二君だけは諦めた方がいいわ。アイツはナツにゾッコンだから。」 マキの慰めの言葉に被せるように、 「アイツなんか止めて、オレなんかどうよ?」 早速チャラける雅也…。