LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜



アタシの否定の言葉は、アイツの唇に呑まれて消えた。



「…んっ…。」



容赦なく入り込んで来る舌を、絶対に噛みちぎってやろうと思うのに、



…アイツの舌が暴れ過ぎてて、噛み付けねえ!!!



アイツの舌を捕らえようとすればする程、キスが激しくなって、より妖艶なものになってしまう。



「…んぅっ…。」



…ハアッ…もうダメ、酸欠でアタマがクラクラする。


激しいキスのせいで、呼吸が乱れてボーっとして来る。



身体に力が入らなくなって、もう限界だと思った時、アイツが唇を離して崩れ落ちそうになるアタシを抱きしめた。



『フゥ…危ねぇなぁ。オマエとのキスは命懸けだ。』



なんて…1人だけ余裕かましてんじゃねぇよ!!



この酸欠が直ったら、覚えてろよ!!!