勝手に人のテリトリーを荒らしに来て、今更幼なじみから恋人に昇格しましょうなんて…、 アタシはやっぱり、まだまだアイツに抱かれるなんて事は出来ない。 アイツを信じ切る事ができるまでは絶対に! と、拳を強く握り締めていると、クラスメートから名前を呼ばれた。 「ナツ~5組の宇津木さんが呼んでるよ~。」 え?アタシ? 振り返って教室の入口を見ると、色白オメメくりくり黒髪ツヤツヤ美女がアタシを見ていた。