LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜



顔に作り笑いを張り付かせて、後ろの誠二に振り返ると、ニッコリ微笑んだ。



「ありがとう!誠二のおかげで火傷も軽くて済んだよ。アタシ夕飯の準備しちゃうから、誠二は先にお風呂に入って来て!」



その代わり、風呂から出たらあるのは激辛カレーのみだけどね!!
アタシはその隙にトンズラするよ!
ケケケ!!!



『ダメだ。お前オレが風呂入ってる間に絶対逃げるだろ。』



ワァオゥ!
今日の誠二君は冴えてるぅ!


って…ヤベェ、速効バレた。



ううぅ…かくなる上は…



「…それとも、アタシにする?」



上目遣いビーム!!!
これでどうだっ!!!