顔に作り笑いを張り付かせて、後ろの誠二に振り返ると、ニッコリ微笑んだ。
「ありがとう!誠二のおかげで火傷も軽くて済んだよ。アタシ夕飯の準備しちゃうから、誠二は先にお風呂に入って来て!」
その代わり、風呂から出たらあるのは激辛カレーのみだけどね!!
アタシはその隙にトンズラするよ!
ケケケ!!!
『ダメだ。お前オレが風呂入ってる間に絶対逃げるだろ。』
ワァオゥ!
今日の誠二君は冴えてるぅ!
って…ヤベェ、速効バレた。
ううぅ…かくなる上は…
「…それとも、アタシにする?」
上目遣いビーム!!!
これでどうだっ!!!



