「アタシにクレープ奢ろうなんて奇特なヤツ、アンタしか居ないよ。」
アタシに一生クレープ奢ろうだなんて…本当バカ。
『だろうな。で?オレの晩飯どうしてくれんだ。勿論オマエも食ってくダロ?』
ギャーッ!
そうだった…今夜は激辛カレーにしてしまったんだった!!
アタシの……バカー!!
嫌だなぁ~…。
食べたくないなぁ。
何とかして逃げられないかなぁ…。
ふとアタシのお腹の前でガッチリホールドされている誠二の腕を見ると、このままでは逃げられそうに無い…。
…こうなりゃ
かわいこぶりっこ昼ドラ作戦を実行するしかあるめえ!!!



