LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜


囲いの腕の中から見上げた誠二は、

切なそうでいて何かを猛烈に求めているような顔をしていた。



『…近づいたらコロスんだろ?いいぜ殺せよ。オマエに殺されるなら文句はねぇ。』



なんつー殺し文句…



……バカじゃないの?



そんな陳腐なドラマみたいな台詞吐いてんじゃないわよ!



寒気がするわ!



寒気がするのよっ!

背中がゾクゾクするのよっ!




なのにっ…、



アンタに噛まれた肩がジンジンするのよ!