LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜


きっと前カノの宇津木さんは、誠二の事が忘れられなかったんだろう。


何で2人が別れたのかは知らないが、ずっと彼女というポジションに誰も置かなかった誠二が、高校に入って初めて作った彼女だ。


アイツにだって彼女と付き合うだけの気持ちがあったんだろう。


きっと宇津木さんは本気で誠二を好きだった。


じゃなきゃあんな切なそうで綺麗なキス出来るわけがない。


誠二だって宇津木さんを何とも思ってなかったら、あんな優しくて思いやるようなキスが出来るわけないじゃんか。


アタシがいくら恋愛偏差値低くても、そのぐらいは分かるんだよ。



『オレは最低だよ。』



自嘲するように吐き出された言葉に、思わず誠二の顔を見つめる。