LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜



「…あのさぁ、できれば婚約も遠慮して欲しいんだけど。」


『あぁん?』



いつもの3倍増しで睨み付けてくる誠二…。



怖ぇ……。
いかんいかん!
帰って来て速攻繰り出すべき話題じゃなかった。


ここは一旦ご飯で腹を膨れさせてから仕切り直ししようっ!



「そっ、そうだ~!今日はビーフシチューなんだ~。早く着替えて来なさいよ、用意しとくから。」



アタシのエセくさい態度に眉を潜めつつも、自分の部屋に着替えに行った誠二。


ふぅ~~~~!
あっあぶねーーー!
アイツの眼力に心が折れる所だったぜ!
ただでさえ顔力スゴイんだから止めてよねっ!