と、とにかく…明日がヤバイ!
何とか手を打たなくては!
そうは言っても何も打開策なんて浮かんで来やしない…。
だって今日もこれから誠二のご飯作りに行かなくちゃいけないし…。
トホホ、アタシ程可哀想な女子高生も居るまい。
ちくしょう!
アイツの夕飯に睡眠薬でも入れるしかないか!
イヤイヤ…アイツの為に犯罪者になるなんて損だし!
どうじよう~!!!
その前に今日の夕飯どうじよう~!!!(←バカ)
結局、何の案も浮かばないまま…
マキには「新婚さん頑張って~!」なんつって学校を送り出された。
マキのヤツ!人ごとだと思いやがって!
そしてまた寂しくスーパーで買い物して誠二の部屋へと向かう、通い妻みたいなアタシ…。
今のアタシのこの気持ちを理解してくれるのは、きっと“おしん”ぐらいしか居ないに違いない…グスン。
誠二のヤツ!今日は早く帰って来るんじゃねーぞ!!!



