LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜



「ナツ〜おはよう!」


「マキ…おはよう。」


「ナツどうしたの?珍しく浮かないカオしちゃってサ。」


マキタン…珍しくって。
アタシゃ元々そんなに元気娘じゃないヨ。


「別に何も…。」


本当はマキにぐらい打ち明けしたっていいのかもしんない。


…でも内容を細かく話すのは正直疲れる。
だから、もうちょっとだけ待ってねマキ、整理がついたら話すからさ。


「どうせ誠二君絡みでしょ?」


……相変わらず勘が冴え渡ってるねマキ。
これじゃごまかしようがないよ。


「まぁそんなとこかな。」


「遂に本腰入れたわね。」


ニヤっと口角を上げて笑うマキに、一体何の事を言ってるのかアタシは意味が分からなかった。


「ナニソレ??」


「いくらニブちんのナツでももう分かってんでしょ?誠二君に告白されたんじゃないの?」


マキの洞察力には恐れ入りました…。