次の日――。
目を開けると、窓から射し込む太陽の光りが目に入ってきた。
カーテンを閉めて寝るのを忘れてたんだ。
ベッドから上半身を起こす。
昨日、あれだけ激しかった頭痛が嘘のように、今日はスッキリしてる。
学校が休みだからなのか、それとも口煩い両親がいないからなのか……。
ベッドから出て、服に着替えると部屋を出た。
部屋を出て、隣のお姉ちゃんの部屋をチラッと見た。
物音ひとつしないお姉ちゃんの部屋。
いないのか、寝ているのか。
廊下も1階も静かで人の気配はない。
やっぱ、お姉ちゃんはまだ帰ってきてないみたいだ。
タクヤって人のとこに泊まってるのかな?
まぁ、お姉ちゃん家にいようが男のとこに泊まってようが関係ないけど。
私は階段を下りてリビングに行った。