「ねぇ、先生って何歳?」
「あ?俺?22。今年の冬で23になるけどな」
「そうなんだ……」
22歳かぁ……。
今年、大学を卒業したばかりなんだ。
「先生って、冬生まれだから雪って名前なの?」
「うん、まぁ……」
「女の子みたいで可愛い名前だね」
「よく言われる……」
先生は照れたような困ったような複雑な顔で笑った。
と、その時……。
♪~♪~♪~
鞄の中の携帯が鳴った。
携帯を取り出す。
誰だろう?
携帯を開いて、誰から着信なのか確認した。
画面に表示された“お姉ちゃん”の文字。
お姉ちゃんから電話なんて珍しい……。
私なんかに何の用なんだろう……。



