「先生?教えて?私がこれから生きていく意味を……」
携帯灰皿をスーツのポケットに入れた先生は私を見下ろした。
先生の綺麗な顔が太陽の光りで、より一掃綺麗さを増している。
「梨音は、これから俺と一緒に生きていくんだよ」
「それが私がこれから生きていく意味の答え?」
「あぁ」
「えぇ!?意味わかんない」
「お前なぁ、俺が真面目に言ってんのに、わかれよな~」
クスクス笑う私を先生が困ったような呆れたような顔をして見た。
ホントはわかってるよ。
先生の答え、ちゃんとわかってる。
でも、ちょっと意地悪しただけ。



