【先生×生徒シリーズ】涙色の空




気持ちが振り子のようにグラン、グラン揺れている。


先生と離れること、会わないことを決意したのに……。


頭の中に美空さんのお墓の前で先生の言ったことが頭に浮かんだ。


“俺さぁ……。そいつのことが本気で好きなんだよ”


“そいつを好きな気持ちがだんだん大きくなって、破裂しそうなくらい大きくなって……本気でそいつを守ってやりてぇと思ったんだよ……”


それから……。


“梨音ちゃん、雪をよろしくね”


美空さんの言葉。


グラン、グランと揺れる気持ちの振り子が大きくなっていく。