“ガラガラ――” 何度も聞いた保健室のスライド式ドアの音。 保健室は女子生徒で溢れていた。 先生と楽しく話をして、先生と写真を撮る生徒や別れを惜しんでるのか泣きじゃくる生徒もいる。 ドアが開けられた時、一斉に私を見る先生ファンの生徒。 噂があっただけあって、皆の視線が怖い。 私は何も言わずに、保健室のドアを閉めた。 保健室の隣にあるトイレに入る。 1番奥の個室に入り、壁にもたれかかる。 彼女たちが帰るまでここで待ってよ。