先生が部屋のエアコンをつけてくれて、温かいミルクティーをいれてくれた。
「これで頬を冷やした方がいい」
先生は保冷剤をタオルに包んだものを差し出してきた。
「ありがとう」
タオルに包まれた保冷剤を受け取り頬に当てる。
「いたっ……」
「大丈夫か?それにしてもハデにやられたな」
先生、クスクス笑ってるし……。
「先生、笑い事じゃないよ。親にって言うか、殴られたこと自体初めてだったんだからね」
「そかそか、ゴメンゴメン」
謝りながらも笑ってる先生。
「もう、いい!」
「そんなに怒るなよ。ほらミルクティーでも飲んで落ち着け」
「口の中が切れてて、飲みたくても怖くて飲めないの」
「マジ!?ちょっと見せてみろ?」
「え、いいよ~」
「いいから、ほら、アーンしてみ?」
もぅ、仕方ない……。
私は先生の方を向いて口の中を見せた。
でも痛くて大きく口が開けれない。
先生に見せてみろって言われて見せたのに……。
「口の中は自然に治るのを待つしかないな」
なんて言われた。
痛い思いして口開けたのに……。



