【先生×生徒シリーズ】涙色の空




振り向くと、後ろに先生が立っていた。



「先生……」



私は泣きながら先生の胸に飛び込んだ。



「梨音!?顔、どうしたんだ?頬が腫れてるじゃねぇか!」



優しく私を抱きしめた後、私の肩を優しく掴んで私の体を離して、俯く私の顔を覗き込むようにしてそう言った。



「お父さんに……」


「梨音?とりあえず中に入ろ?体冷えてるし風邪ひいたらいけないから」



私は何も言わずにコクンと頷いた。


先生はコートのポケットから鍵を出して玄関を開けた。