「美空は結局、朝まで帰って来なかった……。クリスマスイブの日を最後に俺と美空との関係は終わってしまったんだ……」
何で?
何で先生と美空さんの関係が終わっちゃったの?
美空さんに一体、何があったんだろう……。
「美空な……レイプ、されたんだよ……」
声を震わせながら絞り出すようにそう言った先生。
「…………っ!」
私は手で口を押さえた。
先生にどんな言葉をかけていいのか……。
「ホテルから遠く離れた田舎街の山道で倒れてるのを散歩していた人に発見されたんだ……。
雪が舞う寒空の下、体は傷だらけで、ほとんど裸の状態でさぁ……。
どんだけ寒かったか、どんだけ辛かったか、どんだけ苦しかったか……」
先生はそこまで言うと、肩を震わせて泣いていた。



